よかろうもん!

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VistaでVMware Serverを利用するには

VMware ServerでUbuntuを動作させようとすると、ゲストOSが起動するのに10分程度かかり、さらにフリーズした状態になってしまっていました。
そこでGoogle大先生に聞いてみると、さまざまな方々が困っているとのこと。

VMware が頻繁にディスクアクセスして OS 全体が固まる件を参考にして、以下の設定をゲストOSの設定ファイルに追加。

host.TSC.noForceSync = TRUE
mainMem.useNamedFile = "FALSE"

あと、「Edit virtual machine settings」から「Options」、「Advanced」を選択し、
「Disable memory page trimming」にチェックを入れてから起動すると、
フリーズすることはなくなりました。

結果としてはOKですが、この設定が何なのかを気になったので調べてみると、

On a Windows host operating system, you may encounter a problem with unwanted resynchronization of timestamp counters (TSCs) when a virtual machine starts. The workaround is to add the following line to your global configuration file:

ゲストOS起動時にタイムスタンプカウンタ(TSC)が同期を繰り返してしまうみたいです。
だからディスクアクセスしっぱなしだったのか。