Ubuntu 8.10(intrepid) on ThinkPad X61 でセンタースクロールを使う
id:rx7の過去のエントリの「Ubuntu on ThinkPad X61 でセンタースクロールを使う」で、Ubuntu 8.04(hardy)利用時にセンタスクロールを利用可能にする方法を紹介していました。
しかし、hardyからintrepidにディストリビューション・アップグレードすると、xorg.confに設定をしていてもセンタスクロールが利用できなくなってしまいます。
そこで調べて見たところ、今までは /etc/X11/xorg.conf が読み込まれていましたが、そうではなく、/etc/hal/fdi/policy/mouse-wheel.fdi がロードされるようになったようです。
ちなみにe-wordsによると、HALとは、
アプリケーションソフトとハードウェアの間に入り、ハードウェアごとの振る舞いの違いを吸収するソフトウェアのこと。
だそうです。
それでは、/etc/hal/fdi/policy/mouse-wheel.fdi を以下の内容で作成します。
[linux] $ vi /etc/hal/fdi/policy/mouse-wheel.fdi
true
2
これで、halとgdmを再起動すればOKです。
[linux] $ vi /etc/init.d/hal restart
[linux] $ vi /etc/init.d/gdm restart
※gdmを再起動するとXが立ち上がらない場合もあるみたいなので、その時は startx コマンドでGUIを起動しましょう。