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puppetでOpenLDAPにホスト情報を格納して利用する際に注意すること

Puppet 0.24系になり、OpenLDAPにホスト情報を格納しておき、その情報をpuppetrun等で使用する際は、以下の設定(node_terminus)をpuppet.confに入れてあげる必要があります。
※puppet.confのパスはデフォルトの設定の場合、/etc/puppet/puppet.confとなります。

[main]
・・・(略)
node_terminus = ldap
・・・(略)

[puppetmasterd]
・・・(略)
ldapnodes = true
ldapserver = localhost
ldapbase = ou=Hosts,dc=example,dc=jp
・・・(略)

node_terminusの設定が無い場合は、エラーが出力されることなく、何も処理されずに正常終了します。
#この設定を知らなかったため、半日以上悩まされた。おかげで、puppetの知識が増えたからOKか。

ちなみに、今回のように、本来だと何かしらの処理が走るはずだが何も処理されずに正常終了してしまうという状況になった場合は、OpenLDAPのログを出力するようにして、puppetmasterdからのアクセスがあるかと、そのアクセスが正しいものかを確認すると、問題解決がスムーズにいくかもしれません。